深みのある藍色の染付で、器全体に鼓(つづみ)とそれを締める調緒(しらべお)が白抜き技法で大胆に描き出された、品格漂う古伊万里の蓋茶碗です。
驚くべきは、複雑に絡み合う調緒の緻密な描写力。職人の迷いのない筆致と、青と白の鮮やかな対比が、静かな文様に動きとリズムを与えています。内外に広がる一分の隙もない見事な絵付けに、当時の卓越した匠の技が光ります。
蓋を開ける瞬間の高揚感は、時代を超えて私たちの心を豊かに彩ってくれますね。
寸法: 碗:直径約11.1�僉濆發橘�6.0��
蓋:直径約10.0�僉濆發橘�2.5��
状態: 無傷です。